2009年4月17日金曜日

美輪明宏さん主演「毛皮のマリー」を観て♪


今日は曇りの陽気ですね〜
銀座のルテアトルでやっている、寺山修司さん作、美輪明宏さん主演で何度も再演されている美輪さんの代表作でもある「毛皮のマリー」を観てきました♪
劇場に入ってすぐ階段のところには、芸能人、著名人からのランとバラのお花が沢山〜♪すごくいい香がしていました。
舞台の客席(ボックス席)のところはレトロな布と蝶の可愛い装飾がしてあり、ムードたっぷり。
舞台美術が素敵でした。華やかでユラユラ妖艶で怪しく、レトロな感じでキュートな部分もありますし、キュートと怪しさが両方あって、不思議な世界を醸し出していました。一カ所ちょっと理解ができないトコロがあったんですけど、何かメッセージがあったゆえその装飾にしたのかな。。。と思うところが。
美輪さんは凛としていて美しく、ちょっと怖くて、でも繊細で複雑な部分が沢山演技の中で表現されていて、心に届きました。
他の男優さんの中では今回誘って下さった(Oさんありがとうございます♪)Oさんのお勧めの若松武史さんはものすごい、本当に若松さんなの??というぐらいハチャケタ美少女役でした(笑)さすがの演技力に圧巻です。
お話も偏った環境や状況での話なんですが、人間の気持の奥深い部分をとらえていて、
ふり幅が激しい部分で人間の性格の多様性とか、心の複雑さとか、親の気持だったりとか、色々複雑な感情が交じり合っている話なので、解釈は人それぞれで視覚的にも感覚的にも楽しめました。
出演者は全員男性で、いきなり男性だけのラインダンスみたいのもあるんですヨ(笑)
途中怖さと笑いが共存しているコミカルな部分があったり、観客を引きつけてました。
とても面白かったです♪

パルコ劇場「毛皮のマリー」↓
http://www.parco-play.com/web/play/marie09/

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