2011年4月30日土曜日

帝国劇場ミュージカル「レ・ミゼラブル」♪


帝国劇場ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきました。

私はレミゼは7、8年前に一度日本公演を観て、その後にロンドンで2年前に観ました。

ロンドン公演は頑張って英語でチケット手配して、良席をゲットしたのに・・・時差ぼけのもうろうとした中でほとんど記憶が無いという残念な結果で(涙)。今回は観るのをとても楽しみにしていました♪

この公演にお誘い下さり手配諸々下さったレミゼファンでもあるTさん(ありがとうございます!)は何度も観に行かれているとのこと。何度も観たくなるレミゼの魅力が伝わってきました(笑顔)

レミゼはプロローグから力強い始まりです。
ストーリーは言わずと知れた有名なお話です。

パンを盗んでしまったという罪で19年間も服役しているジャン・バルジャン。仮出獄の時に司教の優しさに触れ(この部分が彼の生き方を変えます。)、過去を捨てて新しい人生を送ろうとします。でもバルジャンを捕まえようとする追手はいく度にも現れてきます。
バルジャンは自分が恵まれない人生の中、革命という時代の激流の中で自分の守りたい者、大切なものを見失わずに力強く生きていきます。この舞台はメッセージ性が強いので、個々の登場人物から、色々な場面から、沢山のメッセージが伝わってきて、考えさせられます。観る人によって、色々なメッセージを受けとれます。

特に私は革命軍が破れた後。女、子供達が「変わらない生活〜」
と歌った時に。涙が出そうになりました。
繰り返される戦いや死にもかかわらず、変わらない辛い生活がまた巡ってくるのかと
悲観してしまう姿に胸が苦しくなりました。
そんな中でもジャンバルジャンや民衆達の荒波をはね除けて生き抜こうとする
力強さに感動します。
レ・ミゼラブルは全てに生きる力や強さ生命を感じられ、力を与える舞台ですね。

ジャンバルジャン役は今回は別所哲也さんでした。すごく素敵。
8年前に観た時も別所さんだっのですが、その時よりも力強く、大きく、すごく良かったです。
コゼット役の稲田みづ紀さん、可憐さコゼットの優しい感じ、透明感のある歌声がぐっときました。コゼットにぴったりの役者さんでした。

今回東北関東の震災があり不安な情勢ということもあるせいか
レミゼのストーリーや歌の一つ一つが心にしみいり、力をもらえた気がします(心)。

観劇後も舞台を思い出し、民衆の歌を鼻歌で歌ってしまっている自分がいます♪
(やっぱりレミゼのCD買おうかしら^^)

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